古いお家で1番熱損率が高い部分は知っていますか?
答えは窓です。

外部に面する屋根や壁の断熱より,お家の暑さ・寒さ対策でまず1番最初にお勧めしたいのが窓の断熱工事です。
その中で最も効果の高い『内窓』をご紹介します。
内窓ってなに?
内窓とは既設の窓の手前,部屋側にもう一枚窓を増設する工事になります。

これにより余計な解体工事も無い為,施工も早く簡単に断熱工事が出来ます。
ほとんど性能に違いはありませんが内窓には
YKKapの『プラマードU』
LIXILの『インプラス』
があります。
どちらも性能は同じですがLIXILには『ダストバリア』と言う汚れ防止の機能があります。
価格は業者により得意なメーカーがありますが,どちらもほぼ同じになりますので依頼する業者に確認しましょう。
一応他メーカーも内窓はありますが普及率は上記2メーカーが多いので
今後のメンテナンスなどを考慮するとYKKかLIXILが無難と言えます。
内窓のメリット
この内窓には多くのメリットがあります。
①断熱性能UP

②窓の結露防止

③防音効果UP

④ガラスの種類で紫外線をカット

⑤防犯性能UP

⑥省エネ性能UPお財布にも優しい

と,メリットが盛りだくさんです!
さらに種類も色々あり通常の引き違い窓,勝手口用の開きドア,和室用の障子風の内窓,固定式のFIX窓,浴室用の内窓など取り付け箇所により色々選択出来ます。
内窓のデメリット
ですが少なからずデメリットがありますので下記項目を確認してみましょう。
①窓が二重になるので窓を開けるのに1アクション増える
②窓の掃除をされる方は掃除の手間が増える
③ガラスをLOWーEにするとマジックミラーのようになる
例:昼間は部屋から外が見えやすく外からは見えづらい
夜は部屋から外が見えにくく外から見えやすい
こちらはカーテンを閉めていたらそこまで影響無いです
この3点が挙げられます。
デメリットが気にならなければかなりの高コスパになります。
内窓の相場価格公開
こちらで一例の金額を公開します!
YKKap複層窓
引き違い窓W1300x H900 約3万円
引き違い窓W2000x H2000 約10万円
FIX窓W500x H1800 約4万円
内窓ドアW700x H1900 約9万円
浴室内窓W700x H700 約3万円
上記施工費・諸経費等 約10万円(工事箇所や内容により大きく変わります)
+消費税(10%) 3万9千円
上記の場合 合計429,000円になります
かなりざっくり出しましたが価格はここに近い金額になります。
工事注意点
ここで実際取り付けを検討する前に一点だけ注意点があります。
内窓は窓の手前に取り付ける為物理的に取り付けが不可能な場合が有ります。
窓の内側から窓枠と呼ばれる木(もしくは壁)の先端までの寸歩が7㎝以上のスペースが必要になります。
一応ふかし枠と呼ばれる商品を取り付ければ施行可能ですが工事費がU Pしてしまうのと,窓が内側に飛び出してくるので通常の内窓より若干の意匠性が損なわれますので注意してください。
いかがでしたでしょうか?
この内窓を取り付けて意外にもお客様に驚かれるのは実は音の軽減が喜ばれます。
目の前が道路で大きな車が通った時など今までとの違いにびっくりされる方が多いです。
昨今お家時間が増えたので快適空間を手に入れて見てはいかがでしょうか?
一応内窓はDIYでも取り付けが可能ですが,寸法間違えなどのリスクがあるので余程自信がなければ業者に依頼しましょう。
【LIXILトステム複層ガラス内窓】【サイズ要確認】
【見積もりの取り方お勧め方法】はこちら
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国が発行しているグリーン住宅ポイントも申請出来ます!
今だけのお得な制度なので今のうちにいかがでしょう?
【グリーン住宅ポイントの記事】はこちら
リフォームをして助成金を貰おう!グリーン住宅ポイントってなに?
ここまで読んで頂けた方、ありがとうございました!
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