こちらではトイレリフォーム工事を依頼する前に確認しておきたい注意点や工事期間などを紹介させていただきます。
トイレリフォーム工事依頼前の注意点
- 床や壁紙はそのままでいいか?
- 老後に向けてバリアフリー工事は必要では無いか?
- 紙巻器・タオル掛けなどの備品はどうするか?
- 床・壁・天井の断熱材は必要か?
- 部屋の広さも考えてトイレを選ぼう
- 工事期間中のトイレは?
- トイレ水道の水圧チェック
- 必要な工事は必ず見積もりを取る際に業者に伝えましょう
床や壁紙はそのままでいいか?
トイレを取り替えるとそのままあと10年以上は使用するので床や壁紙などの張り替えも同時に検討しましょう。
床や壁紙にカビなどは生えてないか?
捲れなどは無いか?
せっかくトイレが綺麗になったのに床や壁紙などが汚かったら台無しです。
また床や壁がそのままの場合前の便器や紙巻き器、タオル掛けの跡が出る場合があるので出来れば張り替えることをお勧めします。
最近では壁の清掃性も考え床から1mくらいの高さまでツルツルのパネルも貼る事があるのでそちらも同時に検討しましょう。
老後に向けてバリアフリー工事は必要では無いか?
トイレ工事と同時に今後の事も考えバリアフリー工事は必要か検討しましょう。
トイレ入り口に段差はあるか?
手すりは必要か?
床工事したけど段差がそのままだった…なんて事も聞いたことあります。
床を工事するのであれば現状の段差をなくすことが可能かどうかも事前に業者に相談しましょう。
壁紙を張り替えるのであれば同時に手すりの取り付けも検討しましょう。後からの工事も可能ですが下地がないとまた壁紙を貼り替えたりするハメになり余計な出費になる場合がありますので注意してください。
また壁の下地を取り替えたりするのであれば下地だけでも事前に入れておく事が出来るかどうかも業者に相談することをお勧めします。
紙巻器・タオル掛けなどの備品はどうするか?
細かいですがトイレの備品についても検討しましょう。
紙巻器・タオル掛けはそのままでいいか?
コンセントや換気扇・照明スイッチはそのままでいいか?
壁は綺麗になったけど換気扇がホコリだらけで、折角リフォームしたのに後悔する場合がありますので注意してくだい。
昔の換気扇は羽が丸出しの物が多いですがインテリアパネル式と言う羽が見ないスッキリしたタイプも安価でありますのでそちらがお勧めです。
照明器具も蛍光灯の古い照明だったら一緒にLEDの照明器具に取り替えることをお勧めします。蛍光灯のタイプだと球が切れてよく交換をしていたと思いますが、LEDだとほぼ10年くらいはノーメンテナンスで過ごせてランニングコストも良くなります。
床・壁・天井の断熱材は必要か?
床・壁・天井を捲って工事するのであれば断熱材を入れるかどうかも検討しましょう。
特に25年くらい経っている建物は断熱材が入っていない場合がありますので同時に断熱材はどうなるか事前に業者に確認しましょう。
部屋の広さも考えてトイレを選ぼう
今のトイレは色々な機能がつき便利になってきていますが、その反面トイレ本体のサイズが大きいものがあります。
部屋のサイズも考慮して今のトイレより前に出てこないか?
前より大きくなる場合はどこまで出でくるか?
トイレ本体は良くなったけど前より部屋が狭く使いづらくなったなんて事のないように、事前に業者に取り付けるトイレがどのくらい前に出てくるかも確認しもらいましょう。
また細かいですが便座のサイズにも種類があり大型(エロンゲートサイズ)と標準(レギュラーサイズ)がありますので実際トイレを選ぶ際にはメーカーのショールームで座って確認する事もできるので出来るかぎり見に行くようにしましょう。
工事期間中のトイレは?
工事が1日で終わるのであれば日中の事だけ考慮すればいいですが、工事の内容により1週間以上かかる事もあります。
その際生活中のトイレを考える必要があります。
2階にトイレがある方や、近くの親戚などにトイレを借りれる場合はいいですが、ない場合は業者に相談して施主用の仮設トイレを準備してもらいましょう。
最近では室内に設置できる仮設トイレもありますので、そう言う物も準備できないか業者に確認しましょう。
トイレ水道の水圧チェック
タンク式のトイレでは水道の水圧はほぼ問題ありませんが、タンクレスのトイレだと水圧が弱いとトイレの流れが悪くなる場合があるので注意してください。
基本的には業者に水圧チェックしてもらうように依頼をしましょう。
その前に事前に施主側でも確認が簡易的にできます。
①メモリ付きのバケツを準備
②トイレから1番近い水道から10秒間準備したバケツの水を貯める
これで水量が5.5L以上溜まっていば問題はないと思われますが、ない場合は設置できない場合がありますので必ず業者に確認してもらうようにしましょう。
必要な工事は必ず見積もりを取る際に業者に伝えましょう
本来であれば今までの注意点などは業者から相談させれると思いますが、業者により確認がなかったり忘れてしまっている場合もあります。
後々トラブルになると大変ですので、できる限り業者に見積もりの際に取り替えたい内容などを伝えるようにしましょう。
また言った言わないなどの話は建築業界でかなり多いので必ずメモもしくは議事録を取るようにしましょう。
工事期間は大体どのくらい?
トイレ本体のみの取り替えの場合/1日
トイレ本体取り替え+床ビニル性シートや壁紙の張り替え/1~2日
トイレ本体取り替え+床や壁を下地から取り替え/3~5日
和式から洋式の取り替え/5~7日
トイレ部屋の拡張や移設等/7日以上
お部屋の広さやお家の状況により日数は変わると思いますので大体の目安にして頂ければと思います。
またトイレの種類によりトイレ機器発注から3週間以上納期が掛かる商品もありますので事前に業者に確認をしましょう。
まとめ
工事見積もり依頼をする前に注意点を事前に確認して、見積もりを業者に取る際に必ず伝える、もしくは確認を取るようにしましょう!!
また別の記事でもリフォーム工事のイロハをご紹介しますので是非そちらも読んで頂ければと思います。
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